1 毛穴の汚れ・皮脂の分泌
ニキビの原因は毛穴にたまってしまう皮膚の角質や汚れです。
皮脂と角質が混じり合うとコメドと呼ばれるかたまりができます。
これがニキビの初期段階です。
そのコメドを栄養にして、アクネかん菌が繁殖します。
皮膚のアクネかん菌が増えると、皮脂を分解して不飽和脂肪酸を放出します。
これが皮膚に炎症を起こさせ、ニキビとなるのです。
2 肌の水分不足
洗い過ぎると肌が乾燥して逆効果です。
肌には回復力があって、肌を乾燥から守ろうと、逆に皮脂を出そうとするからです。
また、夏場のエアコンのせいで、室内の気温が低いと皮脂量が増えず、湿度も下がって肌の乾燥がすすむこともあります。
3 便秘
便秘になると消化された食物が腸内に長く滞留し、分解物が異常発酵し有毒物質を発生します。
有毒物質が腸内から吸収されると、ニキビが悪化してしまいます。
便秘の原因には、不規則な食生活、朝食を食べない、加工食品の食べすぎなど色々あります。
4 ホルモンバランス
女性ホルモンは、体脂肪が20%ないと正常に機能しません。過度のダイエットは禁物です。
皮脂の分泌は、男性ホルモンと女性ホルモン(黄体ホルモンと卵胞ホルモン)の働きによって、コントロールされています。
このホルモンのバランスが崩れると、皮脂の分泌が盛んになり、ニキビのできやすい状態になります。
生理前の約2週間、つまり排卵があってから次の生理が始まるまでを『黄体期』と呼びます。
黄体ホルモンには男性ホルモンと同じように、皮脂の分泌を高める働きがあるため、『黄体期』にはニキビができやすくなったり、悪化しやすくなります。
男性ホルモンが多い人(毛深い人)は皮脂量も多いし、生理が不順な人は、黄体ホルモンのバランスがくずれて、ニキビができやすい状態になります。
5 ストレス・環境の変化
ストレスで自律神経が不安定になると、ホルモンのバランスがくずれて皮脂腺が活発になってニキビができやすくなります。
自律神経は、脳から内臓、皮膚の血管まで全身に張り巡らされていて、交感神経と副交感神経の相互作用によってそれぞれの働きをコントロールしています。
いらいらや不平不満などの悪感情が募り、交感神経ばかりが作用し続けると、筋肉に血液が集まり、皮膚の血行は悪くなります。
これが自律神経の乱れている状態です。
6 脂っこい食事や、甘いもののとりすぎ・偏った食事
バランスの良い食事をとらないと、ニキビの原因となります。 特にビタミンは大切です。
皮脂の代謝をコントロールするのは、レバーやチーズに多い“ビタミンB2、B6”、角質の代謝をよくするのは、にんじんやかぼちゃ、パセリなど緑黄色野菜に多い“ビタミンA”、ニキビ表面の酸化を抑制したり新陳代謝を高めるのは、アボガドや卵黄に多い“ビタミンE”とフルーツに多い“ビタミンC”。さらに、便秘を解消する“食物繊維”をとればバッチリです。
食物繊維を多く含むのはごぼうや海藻類で、反対に控えたいのは、皮脂分泌を高める動物性脂肪を多く含む肉類やバター、甘い物やスパイスの効いた刺激物です。
7 顔に触れるような服装・髪型
頬やあごに髪や服があたると、刺激でニキビを悪化させます。
毛先が顔にあたったり、タートルネックの服が首すじにあたったりする刺激でニキビができやすくなります。
寝るときに顔に触れる枕や布団等も、清潔に保つことが重要です。
8 日焼け
日焼けをすると、防御しようと肌表面の角質が厚くなり毛穴をふさぐために、コメドの数が増えて、ニキビを悪化させます。
紫外線によってダメージを受けた角質細胞がひからびて、肌のバリア機能が低下します。
紫外線でメラニンが増えやすくなり、ニキビ跡がより濃いシミになりやすくなります。
紫外線の影響によって、炎症を起こし始めた毛包に発生した活性酸素が増え、毛包が内側から傷めつけられます。
炎症がひどくなると毛包の壁が破れ、皮脂が真皮に漏れ出して、ニキビがさらに広がっていきます。
9 内臓が弱っている
ストレスや過労で内臓が弱っていも、ニキビが出来やすくなります。
ストレスで胃腸の働きがにぶったり、加工食品ばかり食べていると、腸内細菌が減ります。
また、胃腸が弱ると、ビタミンが吸収されにくくなり、口の周りにニキビができやすいと言われます。
肝臓では毒素の分解がうまくいかず、ほほにニキビができるようです。
11 活性酸素
皮脂線にいるアクネ菌は、ポリフィリンという物質を毛穴から排出しています。
このポリフィリンという物質が大量の活性酸素を発生させています。
活性酸素が増えると周辺の健康な細胞まで刺激して炎症を起こし、新たなニキビの原因となります。
菌が作る「活性酸素」から肌を守る為には、抗酸化物質が必要です。
ところが、抗酸化酵素をつくる能力は年齢とともに低下します。 |