女性ホルモン投与による治療には、数多くの副作用や、発ガン性の問題点などが指摘され、慎重に取り扱われるようになりつつありますが、大豆イソフラボン自体は、自然に存在する成分で実際の女性ホルモンとは違い、効果も穏やかなので副作用の心配はありません。
■ニュース■
大豆イソフラボンは、豆腐や納豆などに含まれる。
評価書案によると、乳がんや骨粗しょう症の予防効果があるといわれる。
一方で、乳がん発症や再発のリスクを高める可能性なども考えられるため、調査会が摂取上限の目安を審議しており、2006年2月に、特保として上乗せ摂取する場合の安全な上限値を57ミリグラムの約半分の約30ミリグラムと設定した。
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食品安全委員会が発表した上限量の根拠はイタリアの研究報告などだそうです。
閉経後の女性が1日あたり150ミリグラムの大豆イソフラボンを5年間摂取した試験で、子宮内膜が厚くなる症状が見られた、というものです。
食品安全委員会は、この150ミリグラムを「健康影響量」とみなして、1日上限摂取量の目安を半分の70〜75ミリグラムとしました。
この「70〜75ミリグラム」というのは、例えば納豆なら約100グラム分に相当します(※納豆1パックは約50g程度)。
日本人が食品から取る大豆イソフラボンは、平均して1日18〜22ミリグラム。
従って、サプリメントを取る場合、1日30ミリグラム以下なら上限を超えない、と食品安全委員会は目安量を示しました。
ただ、東京医科歯科大学の久保田助教授(産婦人科)によると、
「子宮内膜の厚さは月経の前後でも変わる。細胞を病理学的に見ていないので、どこまで悪影響を及ぼしたか不明」と指摘しています。食品安全委員会は「70〜75ミリグラムの上限は、より安全を期して評価したもので、この値を超えて摂取したからといって危ないという意味ではない」と説明しています。
更に、「大豆食品を食べてはいけないという意味ではない」ということも強調しています。
世界中の国で大豆食品と疾患の関係を調べてきた家森幸男・京都大名誉教授は「疫学調査をしてきたが、大豆食品を取ると骨粗しょう症の予防になるなど、良い結果ばかりだ」と話しています。
大豆食品には、たんぱく質や鉄分、カルシウムなどが豊富に含まれています。
今回発表された評価は、「妊娠中はあえてサプリメントを取る必要はない」という程度に捉えた方が良いようです。
【参考 : 毎日新聞 06/03/14】
尚、お化粧品に含まれる大豆イソフラボンは、ホルモンバランスに影響を及ぼすようなものではありません。
どうぞご安心下さいませ。
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